【糖質制限】→【脂質増加、食物繊維・ミネラル不足 【慢性炎症、慢性不調の原因になります。】
糖質制限を魅力的だと感じる理由は、短期間で体重が減少するから。。。
体脂肪ではなく、体内の水分が減少し、脱水に傾いている状況です。
糖質の質と量を誤れば、心とカラダを傷つけることになります。
・肝臓に貯蔵するグリコーゲン量から溢れた分は、中性脂肪に合成されます。
中性脂肪が過剰になることで、脂肪細胞が肥大化（肥満の状態）し炎症性マクロフォージが増加し、自然免疫の暴走を引き起こし慢性炎症状態となります。
・精製糖の過剰は、血糖値が急変動します。その際に、インスリンやコルチゾールなどのホルモンも過剰に分泌され、ホルモン合成に関わるビタミン、ミネラルを浪費することに繋がります。
また、尿酸値の上昇を引き起こします。
・長期化することにより、消化器の不調につながります。
精製糖は、消化が簡便です。たんぱく質や脂質のように、多くの消化酵素などを使用しません。なおかつ、精製糖の過剰でビタミン、ミネラルが浪費し、必要な消化酵素などの合成能力が低下します。
そのため、消化が楽な糖質に偏った食事になり、悪循環となります。
・不足していると、細胞のエネルギー源が無い為ATPが作りだせず、慢性疲労の原因となります。
・ホルモンや神経伝達物質の合成にも関与していますので、これらのバランスも崩れます。
必須栄養素だからこそ、糖質の質を選択し、摂取量を考えて摂取しましょう！