今回からは【たんぱく質について】お話いたします。
元々の語源はギリシャ語で「プロティオス（proteios）」
「プロティオス」とは、日本語では「１番大切なもの、最も重要なもの」という意味です。
食べ物では、肉、魚、卵、豆類などに多く含まれています。
カラダはたんぱく質から構成されているというように、血液、骨、筋肉、酵素、皮膚、髪、爪、細胞、ホルモン、神経伝達物質、ビタミン・ミネラルの貯蔵体など、すべてがたんぱく質から構成されているのです。
そのため、たんぱく質不足により全身（精神、カラダ）に症状が出現します。
～たんぱく質のポイント～
・最も重要な栄養素であり、最も消化・吸収が難しい栄養素
・摂取するタンパク質の質が大切（アミノ酸スコア）
・摂取量よりも、確実に消化・吸収させることが大切（胃酸分泌、腸内環境）
・適度な糖質摂取が重要。エネルギー源である糖質が摂取できていなければ、カラダのあらゆるたんぱく質を分解しエネルギー源と変換する為（糖新生）、不調の改善、健康維持などに必要なたんぱく質を維持できない。（慢性不調が難治性となる）
・カラダだけでなく、ホルモンや神経伝達物質、酵素もタンパク質で構成されている為、メンタルの不調にもたんぱく質不足は関わっている。
・ビタミン・ミネラル欠乏の予防にも必須
・筋量維持、運動機能にも影響する。