ダイエット中はカロリー制限を行う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「たんぱく質にはカロリーがあるのに、どうしてダイエット中にしっかり摂ることを勧められているの?」
と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ダイエット中にたんぱく質を摂るべきなのは、たんぱく質が筋肉の材料となるためです。
ヒトはたんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質からエネルギーを得ていますが、消費したカロリーより摂取したカロリーの方が多かった場合、余った分は体脂肪として体内に蓄えられてしまいます。
食事から摂取するカロリーを制限すると、体内に体脂肪として蓄えられていたエネルギーを消費することになるため、痩せることができるのですね。
しかし、カロリー制限を行う際に蓄えられていた脂肪を使い切ってしまうと、筋肉中のたんぱく質を分解しエネルギー源とするため、筋肉量が減りやすくなるといわれています。
筋肉が減るとそれに伴って「基礎代謝」が低下し、消費カロリーも減少してしまいます。
カロリー消費というと運動のイメージが強いかもしれませんが、基礎代謝はヒトの消費カロリーの約60%を占めています 。
つまり、痩せやすいカラダになるには筋肉量を増やすことが重要です。