【摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ太る】
摂取カロリーとは文字通り「身体の中に取入れた食べ物のカロリー」となります。
消費カロリーは基礎代謝量を含む運動などで消費するカロリーのこと。
当然のことながら摂取カロリーが消費カロリーを上回ればその分が脂肪として蓄積され、体重増加につながるのです。
それでは摂取カロリーを限りなく少なくすればよいかというと、そうとばかりはいえないのです。まず、人間が何もしない時であっても消費されるカロリー(基礎代謝量)について確認してみましょう。
基礎代謝は男性、女性、そして年齢などによって違ってきます。
【基礎代謝量の計算方法】
男性の場合…66+13.7×体重+5.0×身長-6.8×年齢
女性の場合…665+9.6×体重+1.7×身長-7.0×年齢
例えば30歳の女性で160cm、60kgの人の基礎代謝量は、665+576+272-210=1303…一日に1303kカロリーがじっとしていても消費されるということになります。
反対にいえばこの基礎代謝量は絶対に必要な摂取カロリーであるともいえます。
無理なダイエットでこの基礎代謝量を下回るカロリー摂取となると、身体に何らかのダメージを与える結果になってしまうので注意が必要です。