むくみ予防のために、普段から気を付けるべきことを5つ紹介します。日々の生活に取り入れて、むくまない身体を目指してみてください。
【定期的に身体を動かす】
むくみ対策には、身体を動かして血行を良くしておくことが有効です。軽い運動でも良いので、定期的に身体を動かす習慣が大切でしょう。
筋肉を付けておくと、血行を促進して体温を上昇させます。冷えはむくみにつながりやすいので、普段から運動を取り入れるのがおすすめです。
【塩分の摂り過ぎに注意する】
むくみを予防するには、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。私たちの身体は、体内の塩分濃度を一定にする働きがあります。塩分の多い食事を取ると、身体が水分を溜め込んで塩分濃度を調節しようとするため、むくみやすくなります。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、適度な食塩摂取量は、男性が1日7.5g未満、女性が6.5g未満とされています。しかし、欧米では6g未満を推奨している国もいくつかあります。塩分摂取量が多いと高血圧の原因になるため、なるべく控えた方が良いでしょう。
【アルコールを飲み過ぎない】
むくみを予防するには、アルコールの飲み過ぎに注意が必要です。アルコールを飲むと、血管が広がって一時的に血行が良くなります。しかし、のどの乾きを感じやすくなり、必要以上に水分を摂取する可能性があります。つまみも塩分が高い食べ物が多いので、かなりむくみやすい状態といえるでしょう。
適度な飲酒量は、1日平均純アルコールで20g程度といわれています。
65歳以上の高齢者はアルコールの分解速度が下がるため、飲酒する場合は少量が良いでしょう。
【体を冷やさないようにする】
身体の冷えはむくみにつながるので、冷やさないようにしましょう。寒い日だけでなく、夏場の冷房にも注意が必要です。特に足元が冷えるとむくみやすくなるので、靴下やレッグウォーマーを着用するのがおすすめです。
また、生野菜も身体を冷やしやすいので、むくみやすい方や身体の冷えを感じる方は、加熱してから食べましょう。