【女性向け】脂質の大事な役割とは?

食事から摂取した脂質(油)は、カラダの中で主にエネルギー源として使用されます。
また、細胞膜やホルモンの材料としても使われるほか、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割も担っています。

脂質は、炭水化物やタンパク質とともにエネルギー源として働く栄養素であるため、
【エネルギー産生栄養素】と呼ばれています。
脂質は1gにつき約9kcalのエネルギーです。

炭水化物やタンパク質は1gにつき約4kcalですから、エネルギーの発生量を見ると脂質は効率の良いエネルギー源だといえるでしょう。

体脂肪は、マイナスなイメージを持たれやすいですが、大切な働きをしています。
食事から摂取したエネルギー量が消費エネルギー量を上回ると、残りのエネルギーは、体温の保持や内臓の保護の働きをしています。

しかし、食事から過剰にエネルギーを摂取すると、体脂肪としてカラダに多く蓄えられ、生活習慣病に繋がる可能性があります。

一般的な食生活をしていると、脂質は不足しにくい栄養素だと言われていますので、食べ物を選び、摂取量を把握することが大切です。